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バイク免許コラム No.1 「バイク免許取得期間を解説」
江南自動車学校

お知らせ

バイク免許コラム No.1 「バイク免許取得期間を解説」

バイク免許取得期間を解説

更新日:2025年5月18日

バイク免許を取得できるまでの期間は、教習時間と1日に乗車できる時間制限、お客様がご来校できる頻度(来校頻度)、教習の時間割(営業時間)、自動車学校の混み具合によって、大きく変わります。

ここでは、お客様がバイク免許を取得できる期間の目安を算出できるようにしておりますので、概ねの参考にしていただければと思います。

教習時間

教習時間は、バイク免許種ごとに予め規定されているため、規定された時間より短縮することは出来ません。しかし、補修が付いた場合や卒業検定に不合格となった場合は、規定された教習時間より長くなる場合があります。教習時間については、取得される免許種によって異なるだけでなく、保有される免許証の種類によって異なります。

免許取得期間の目安を算出する場合、教習時間は非常に重要です。代表的なバイク免許種の教習時間を下記に掲載しております。まずは、希望されているバイク免許種の教習時間をご確認ください。尚、下記の表に掲載のない車種については、お問合せください。

普通二輪免許

種類保有免許総教習時間
MT普通18h
MT免許なし
原付
45h
AT普通14h
AT免許なし
原付
41h

※総教習時限は、学科と技能の合計

※総教習時限は、技能等で補修が付かなかった場合

大型二輪免許

種類保有免許総教習時間
MT普通二輪12h
MT普通32h

※総教習時限は、学科と技能の合計
※普通二輪免許保有の方は、学科教習は全て免除

※総教習時限は、技能等で補修が付かなかった場合

小型二輪免許

種類保有免許総教習時間
AT普通9h
AT免許なし
原付
35h

※総教習時限は、学科と技能の合計

※総教習時限は、技能等で補修が付かなかった場合

教習時間については、上記のようになります。

免許取得期間を算出する場合、どの位の期間で教習時間を修了させられるかがポイントになります。ここで必要なる情報が1日の乗車制限になります。

乗車制限

指定自動車学校では、1日の乗車制限が法令で定められているため、どの自動車学校においても同じ制限となります。
1日の乗車時限(技能教習時限)は、以下のように定められています。

段階乗車制限
1段階1日2時限まで
2段階1日3時限まで
3時限連続は不可

※1段階と2段階を同日で乗車される際は、1日2時限まで

教習時間と1日に乗車できる時限が解ると、最短で免許を取得できる日数が決まってきます。

例えば、普通免許を保有されている方が、普通二輪免許を取得される場合は、9日間での取得が可能です。普通二輪免許を保有されている方が、大型二輪免許を取得される場合は、6日間で取得が可能です。上記の最短日数で免許取得するためには、

①補修が付かないで検定を1回で合格する
②毎日教習を受講されること(予約を入れられること)
③卒業検定に合格された日に免許センターで交付を受けること

など、様々な条件を満たす必要があります。

教習時間と1日の乗車制限が解れば、お客様の来校頻度をイメージしていただければ、概ねのバイク免許取得期間が算出できると思います。

来校頻度と時間割

バイク免許取得期間を算出する場合、最も重要な項目は、お客様の来校頻度になります。
1週間に3回来校される方と、1回来校される方では、免許取得日数に差が生じるように、来校頻度が高ければ、免許取得期間が短くなります。短期間でバイク免許を取得されたい方は、来校頻度を高める必要があります。

また、来校頻度と同程度で重要となるのが、来校時刻です。学校、仕事が終わった後に教習を受講される場合、2時限乗車できる時刻に来校可能あれば、短期間での免許取得が可能となります。
各時限の教習開始時刻は、自動車学校ごとに異なりますので、自動車学校に問い合わせてみることをオススメします。

当校の夜間教習開始時刻は、通常月で以下のようになります。
11時限目 18:50~19:40
12時限目 19:50~20:40

になります。

概ねの来校頻度を、教習時間と乗車制限に照らし合わせていただけると、概ねの免許取得期間が算出できます。

ここで、算出しやすくするために、当校ご卒業生様のケースを、ご紹介いたしますので参考にしていただければと思います。

取得例

A様

A様の場合、11時限目の教習に間に合うことから、週3回のペースで11時限目と12時限目で乗車を進められて、約3週間で免許を取得されました。日常的に定時で帰宅できるため、スムーズに予約取得ができたこと、突発的なキャンセルが生じなかったことが、早期取得に繋がりました。

B様

B様は、勤務場所が遠いことから、12時限目のみ乗車をされていました。しかし、急な残業などでキャンセルが発生してしまうため、平日の12時限目を週2回、土日のいずれかで2時限乗車することで週4時限となり、約1ヶ月で免許取得されました。

このように、お客様の来校頻度、生活スタイル、終業時間によって取得日数が異なります。因みに、平均での卒業日数については、次項のようになります。

平均卒業日数

仕事、学校、家事などを行いながら、自動車学校に毎日通うことは、非常に難しいことから、多くのお客様が一定の期間を要してバイク免許を取得されています。当校のお客様の卒業日数は、以下の通りです。

免許種平均卒業日数
普通二輪1ヶ月~1ヶ月半
大型二輪1ヶ月

※普通二輪は、普通免許を保有されている方

※大型二輪は、普通二輪免許を保有されている方

平均すると上記のようになりますが、早い方で2週間前後、遅い方で3ヶ月以上となっています。

※卒業後に免許センターで免許証を交付してもらう期間を考慮すると、実際に免許を取得されるまでの期間は、若干ですが長くなります。

教習予約

事前に、取得日数を算出していただいても、算出通りの期間で取得できない場合があります。その要因の1つとして挙げられるのが、技能教習の予約です。技能教習を受講するためには、教習の予約が必要となります。予約の必要性としては、お客様が教習の予約を行うことで、指導員と車両を抑える仕組みとなっているためです。

技能教習の予約がスムーズに取得できれば、算出通りの期間で免許取得できる可能性が高くなります。予約がスムーズに取得できるかについては、自動車学校の混み具合、指導員及び教習車の保有台数、予約方法によって変わってきます。混み具合等については、自動車学校にお問合せいただくと解りますので、気になる方は、問い合わせてみましょう。

予約方法

アプリを使用して予約を取得する方法が主流となっています。アプリの場合、ネットが繋がる所であれば、好きな時間で予約取得や変更を行うことができるため、利便性が高くなります。

複数教習

バイク教習の特徴として、複数教習があります。複数教習とは、1人の指導員に対して複数のお客様が入ること言います。複数教習の場合、予約が取りやすくなるといったメリットがあります。しかし、1段階のお客様と2段階のお客様を担当することは、現実的ではありません。
アプリで予約を取得できる場合は、システムで概ね同じ項目のお客様が予約できるようにコントロールされています。そのため、バイク免許のお客様が多い学校であっても、意外と予約が取りやすい場合があります。

教習期限

教習期限は、教習を開始した日から9ヶ月となります。9ヶ月を超えてしまうと全ての教習が無効となります。