bikecolumn_2 お知らせ

バイク免許取得コラム Vol.2「バイク免許が取得できるか不安な方へ」
江南自動車学校

お知らせ

バイク免許取得コラム Vol.2「バイク免許が取得できるか不安な方へ」

バイク免許が取得できるか不安な方へ

バイク免許 不安

バイク免許に憧れがあって、免許が取得できた時の期待がある一方で「私に本当に運転できるのだろうか?」「もし転倒してしまったらどうしよう」「自動車学校の雰囲気や費用、期間が心配」といった、様々な不安を抱えている方も少なくありません。

このコラムでは、当校がお客様に教習をさせていただいてきた中で、バイク免許取得を検討している方が抱えている、身体面、運転技術、教習所の環境などに焦点を当て、それぞれの不安を解消するための情報と、当校が提供するサポートなどについて解説します。皆様が「バイクに乗りたい」という夢を、「できた!」という確かな喜びと達成感に変えるための第一歩を、ここから一緒に踏み出しましょう。

身体や運動神経の不安

身体面での不安

バイク免許取得を検討される際、最初に抱く不安の一つに「バイクは重そう」や「足が地面に届くか不安」という身体的な懸念があります。
しかし、現在の教習車は技術進歩により、そのイメージを払拭しつつあります。普通二輪や大型二輪の教習車は、一昔前に使用していた教習車と比較して約20kg程度軽量化されていることから、個人差はありますが、バイクを起こしたり、押し引きなどが容易になっています。

「足つき」に関する不安に対しては、「シート高」という数値を参考にされるとよいですが、実際にバイクに跨ってみることが重要です。足の裏がすべて地面に届かなくても、片足でバイクを支えられれば、免許取得は可能です。当校では、教習車に跨って足つきを実際に確認された後に、お申込みで可能です。これにより、漠然とした不安を具体的なイメージに置き換えて、安心してお申込みの判断できるようになります。

このような教習車の進化が「バイクは男性の乗り物」「若くて体力のある人向け」という固定観念を払拭しており、これまでバイクの運転を断念されたいた方々にも新たな可能性が開かれています。

運動神経の不安

「自分は運動神経が悪いから、バイクを上手く取り扱えないのでは」といった不安も、バイク免許取得をためらう理由の1つです。しかし、一般的に車の運転と運動神経には、それほど関係がないと言われているように、バイク免許取得においても、運動神経とバイク免許取得が直結することは、あまりありません。確かに、レースなど競技の分野になると運動神経の必要性は高まりますが、バイク免許を取得して安全にバイクを運転する分野に限っては、運動神経の必要性は、ほとんどありません。当校グループ校の指導員の中には、自身が運動神経が全くないにもかかわらず、長年指導員として活躍している者もいます。

バイクの運転に必要なのは、自転車と同程度の「バランス感覚」と、アクセルやブレーキなどの「操作感覚」や「体の使い方」です。自転車に乗れる方であれば、概ねのバランス感覚や体重移動、ハンドル操作でバランスを取る感覚が身についているため、バイクでもバランスを取ることができます。バイク免許を取得される際は、教習を通じて、こういった感覚を徐々に体に覚えさせることで、スムーズに運転できるようになります。

「操作感覚」とは、アクセルを回した量に対するエンジン回転数の上がり具合、ブレーキレバーの握り具合(力の入れ具合)に対する速度の落ち方などになります。こういった操作に関する間隔は、教習を通じて反復練習することで体で覚えることができます。

「運動神経がないから難しいかも」という不安は、過去の経験に基づく心理的な障壁であり、客観的な事実とは異なる場合があります。確かに、感覚を掴むまでには、時間を必要とする場合があります。しかし、お客様の「諦めない気持ちと向上心」と「指導員のサポート」によって、憧れのバイク免許取得に繋がります。

転倒の不安

「バイクは二輪車である以上、転倒する乗り物です」。この言葉は、バイク免許取得する上で受け入れる必要があります。確かに、転倒に大きな恐怖を抱かれると思います。しかし、二輪車である以上、この恐怖から逃れることはできませんが、転倒しないようにする運転方法と危険を伴わない転倒の方法を実施することで、恐怖や不安を軽減することができます。

教習を通じて、転倒しやすい場面とその原因を理解して、対策方法を身に着けることで徐々に不安は解消されることを、知っておいていただければと思います。

教習では、ヘルメット、プロテクター、肘あて、膝あて、グローブを装着していただきます。こういった、装備を充実させることで転倒による怪我を防止するようにしています。

人間は知らない恐怖に対して強く反応しますが、それに対する情報と対処法を理解すると、その恐怖は対処可能なものとして受け入れられるる可能性が高くなります。当校では、これらの転倒を防ぐための具体的な対策等を指導員がアドバイスをいたします。

バイク教習 プロテクター
※画像はイメージです

運転に対する不安

バイクのマニュアル車は、右手でアクセルと前輪ブレーキ、左手でクラッチ、右足で後輪ブレーキ、左足でギア操作するため、両手両足を使います。一見すると「複雑すぎる」と感じられるかもしれませんが、全てを同時に操作するのではなく、一つずつ順番に操作します。同時に操作する場合は、停止や減速をする場合の前後輪同時ブレーキ、発進する際のアクセルとクラッチなど限られています。

バイク教習には、一本橋やスラローム、クランクなどといった課題走行があります。課題走行は、難易度の高い練習になりますが反復練習を通して技術が向上するため、克服できるようになります。

それぞれの課題については、克服するためのポイントがあります。教習では、指導員がそういったポイントについてアドバイスさせていただきます。

バイク操作の操作は「慣れ」と「感覚」に依存する部分があります。そのため、自動車学校では「反復練習」と「段階的なステップアップ」を主体として教習を進めます。つまり、いきなり無理をさせるのではなく、次の項目に進めれる技量が身に着いた段階で進むことができるため、お客様のペースに応じて教習が進んでいきます。
これにより、お客様は「昨日できなかったことが今日できるようになった」という成長実感を得られ、これがモチベーション維持に繋がります。この成長実感が、最終的な免許取得への自信に繋がり、途中で挫折するリスクを低減させます。

江南自動車学校 バイク免許 課題

シミュレーター教習

バイク教習では、シミュレーターを用いた教習を実施します。これは、バイク教習に路上教習がないためです。路上教習がないということは、一般道路での実践的練習や危険予測に関する教習が実施しづらいという側面があります。
しかし、シミュレーターを用いることで、一般道路での安全な走行、危険を予測した運転を身に着けることが可能です。「事故しないで乗れるのか」といった不安に対しては、払拭できる可能性が高くなります。

段階的ステップアップと指導員のサポート

お客様の中には、バイク免許取得に向けて不安や悩みを抱えながら教習を受けられている方がいらっしゃるのも事実です。しかし、指導員はそうした感情を成長のサインと捉えています。「どのようにアドバイスを行えば、出来るようになるのか?」「どういったアドバイスであれば、理解していただけるのか?」を、試行錯誤しながら教習に携わっています。

指導員は、お客様一人ひとりのレベルや習熟度に合わせて、練習内容を考えるだけでなく、怪我をしないよう細心の注意を払いながら指導させていただきます。各教習時間に対して、それぞれのお客様にポイントを抑えて技量が向上するようにアドバイスを行い、サポートいたします。

教習カリキュラムは、お客様が着実に技術を習得できるよう、段階的に高度化するよう設計されています。教習開始直後から3〜4時間は、内外周での基本的な操作練習に重点が置かれます。その後、基本操作が習得できた段階で、スラローム、一本橋、クランク、S字コースといった、より高度な課題走行の練習へと進みます。