no144 2024年年末緊急アピールを発令

2024年年末緊急アピールを発令

年末の交通安全県民運動と飲酒運転対策の強化について

愛知県内では、令和6年12月1日から10日まで「年末の交通安全県民運動」が展開されました。運動の重点は以下の3点です。
・歩行者の交通事故防止と交通ルール遵守の徹底
・高齢者の交通事故防止と交通安全意識の高揚
・自転車・特定小型原動機付自転車利用者の交通ルール遵守の徹底

「飲酒運転 四(し)ない運動」を徹底しよう

以下の4つの行動を徹底し、飲酒運転の根絶を目指します
・運転者は運転するなら酒を飲まない
・運転者は酒を飲んだら運転しない
・家庭/地域では運転する人に酒をすすめない
・家庭/地域では酒を飲んだ人に運転させない

また、運転役を事前に決めておく「ハンドルキーパー運動」の推進も強く呼びかけられています。仲間や家族で飲食店等を利用する際には、運転する人はお酒を飲まずに、安全な帰宅をサポートしましょう。

夕暮れ時は「ライト・オン運動」

視界が悪くなる夕暮れ時には、車両の存在をいち早く周囲に知らせるため、日没の約1時間前(12月・1月は16:00頃)からの前照灯の早期点灯が推奨されています。雨天・曇天時も同様に注意が必要です。

自転車の「ながらスマホ」「酒気帯び運転」に罰則強化

令和6年11月1日の道路交通法改正により、自転車運転中のスマートフォン使用や酒気帯びに関して罰則が強化されました。

自転車の運転中における携帯電話使用等について

主に交通事故を発生させるなど、交通の危険を生じさせた場合:1年以下の懲役または30万円以下の罰金
上記以外で手で携帯電話等を保持して通話や表示された画像を注視した場合:6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金

自転車の酒気帯び運転等について

運転者、車両提供者:3年以下の懲役または50万円以下の罰金
同乗者、酒類提供者:2年以下の懲役または30万円以下の罰金

これらの改正により、自転車も車と同様に厳しく取り締まられるようになっています。

一人ひとりができる交通安全

重大事故を防ぐには、日常の交通行動とルール遵守が欠かせません。
江南市・岩倉市・大口町では「目指そう・事故ゼロ!」を合言葉に、安全・安心な交通社会の実現を目指して取り組んでいます。

自転車のスマホ使用・酒気帯び運転への罰則強化と講習制度について

自転車の「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」は罰則の対象に

令和6年11月1日から、道路交通法が改正され、自転車利用者の重大な交通違反に対する罰則が強化されました。

対象となる行為と罰則

・運転中のスマートフォン操作や画面注視
・酒気帯び運転、およびその助長行為

最大1年以下の懲役または30万円以下の罰金
さらに重大なケースでは、3年以下の懲役または50万円以下の罰金

「自転車運転者講習制度」の対象に

繰り返し危険行為を行う者に対しては、「自転車運転者講習制度」の対象となります。
この制度は、交通事故防止と安全意識の向上を目的とし、講習受講命令に従わない場合は5万円以下の罰金が科されることがあります。

対象となる「危険行為」(例)

・信号無視
・携帯電話の使用
・酒気帯び運転
・歩道での歩行者妨害
・遮断踏切への立ち入り
・一時不停止・交差点での通行妨害
など、16の自転車危険行為

正しい交通ルールの遵守が事故を防ぐ第一歩

これらの制度や罰則は、自転車利用者を対象としたものでありながら、自動車並みの交通安全意識が求められていることを示しています。
江南市・岩倉市・大口町では「目指そう・事故ゼロ!」をスローガンに、安心・安全な交通社会の実現を目指し、地域一体となって啓発活動を行っています。

あなた自身と家族の安全のために

重大事故を防ぐには、ひとりひとりが日常の交通行動を見直すことが必要です。
「ながら運転」や「飲酒運転」は絶対にせず、自転車も交通ルールをしっかり守りましょう。